知っておこう!同人誌を作る上での最低限のルール
”同人誌のルール”を、きちんと把握していますか?
なんとなく知っている。感覚的にはわかっている。
そのままだと、知らない間にルールを破ってしまうかも・・・。
自分が問題を起こしてしまうと、自分がいるジャンルにいる他の人にも迷惑がかかってしまうことをしっかりと理解しておきましょう。
同人誌のルール
同人誌を作る上で、守らなければならないルールがあります。先人たちが作ってきたルールです。
それらは守らなければ違法になったり、違法にはならなくてもモラルが問われるものも。
知らなければ、悪気がなくてもルールを破ってしまう可能性があります。
そんなことにならないように最低限のルールを知っておきましょう。
知っておこう!最低限のルール
そもそも。同人活動のうち、二次創作活動に限っては活動そのものが違法行為とされています。
二次創作活動が現在のように大型のイベントが開催されるまでに成長したのは、オリジナルを作り上げたマンガ家たちが目をつむってきてくれたおかげに他なりません。
マンガ家の中には「この表現だけはNG」など、決まりを作って二次創作を黙認している方もいます。
マンガやアニメ、ゲームの権利者に訴えられていないことでここまで広まっていますが、この意識は常に持っておきましょう。
とは言え、二次創作活動の全てが違法行為というわけではありません。
「個人での利用」、「身内での閲覧」、「営利目的でない使用」は問題ありません。
つまり、こんな場合は違法にはならないのです。
- 同人誌を自費で作って、自分で、仲間内で楽しむ。
- 同人誌を作って即売会で販売したが、作った費用と利益が±0となるように販売した。
即売会で利益を上げてしまうとアウトになります。即売会に参加する場合は、あくまで制作費の回収としておきましょう。
同人誌を初めて作る上で絶対にやってはいけない最低限のこと
- アニメやマンガをそのままコピーしたものや、それをグッズなどに加工して販売・配布する。
- もしくはオークションに出す。
- 他の人が描いた二次創作の作品を勝手に使う。
- 他の人が描いた二次創作の作品を「自分が描いた」と偽る。
これらは立派な犯罪となります。
同人誌を作る時だけでなく、ネットやSNSに作品を投稿する際にもやってはいけません。
楽しい同人活動を続けるためにこれらのルールを知ることはとても大事なことです。
同人活動や活動の場をを守るためにも、最低限のルールだけはきちんと知っておきましょうね。