中綴じ?無線綴じ?作りたい本にぴったりな製本方法の選び方
初めて印刷会社に注文しようとして、手を止めたことはありませんか?
「製本方法ってどれがいいのだろう」と。
この世には様々な製本方法が存在します。
折り綴じに始まり、中綴じ、無線とじ、糸かがり綴じ…。
その中でも、代表的なのが中綴じ製本と無線綴じ製本です。
どちらの製本方法が、自分が作りたい本の形なのか。
製本方法に迷ってしまった時の参考に、2つの製本方法の違いを紹介します!
中綴じ製本
中綴じ製本はページをホッチキスで綴じる製本方法です。
★メリット
根本まで開くことができるので、イラストや写真がノド(綴じ部分)に隠れてしまうことがないところ。また、開きやすく読みやすいのも魅力ですね。
▲デメリット
ホッチキスで綴じるので、ページに限りがあります。
見開きで写真をレイアウトするなど、冊子を根元まで開けるようにしたいなら中綴じ製本がピッタリ。
無線綴じ製本
無線綴じ製本は強力な糊で中身のページを表紙と接着する製本方法です。中身のページを表紙でくるんでいるので、くるみ製本とも呼ばれています。
★メリット
ページ数に制限がないことです。さらに、中綴じ製本よりもしっかりとした仕上がりとなるので高級感もあります。
▲デメリット
無線綴じ製本は加工特性の関係上、根本(綴じ・ノド)部分まで開くことが出来ません。また、ページ数が少ないと、背の部分に厚みがないため糊付け出来る範囲が少なくなり、強く開くとページがとれてしまうことも。
ページ数が多い冊子や、高級感のある仕上がりにしたいなら無線綴じ製本がおすすめです。
中綴じ製本と無線綴じ製本のメリット・デメリットと照らし合わせると、自分が作りたい本にぴったりな方を選ぶことができるはず。
それでも悩むのならば、印刷会社が出しているキャンペーンや割引に合わせて選ぶのもいいかもしれませんね!
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